Work
セイホ工業の仕事
01
ケーソン製作
ケーソン(caisson)とは、防波堤などの水中構造物や地下構造物を構築したり、大型の橋梁の基礎を造ったりする際に用いられるコンクリート製の箱のこと。
箱といっても巨大で、5・6階建のビルディングと同じくらいが一般的なサイズです。
周囲が海に囲まれた日本は、当然のことながらケーソンの技術レベルも高く、とくに関西国際空港や神戸空港などで製作実績のある当社は、つねに最先端の技術を導入し、質の高い工事を実践しています。
とくに、近年はエコロジー提唱のもとに地球環境保全が最重点課題となっており、積極的な技術革新に努めながら地球にやさしい施工を行っています。

02
浚渫・埋立て
浚渫(しゅんせつ)は、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のことで、港湾の整備や船の航路・停泊地を確保するために行います。
また河川部では、堆積土砂で川底が浅くなって、河川などが氾濫しないようにするという水害防止のために行います。
工事の際は水質汚濁ができる限り起こらないように、低汚濁の浚渫システムを積極的に採用。また機動性が高く、正確でムダがない埋立工事を実践するため、当社は大型揚土船による工事方法を採用しています。
これからもより一層の技術革新に努めて、よりよい地球環境づくりに寄与していきます。

03
インフラ整備
ウォーターフロントやベイエリアの工事をしても、暮らしを支える生活施設や通信設備などのインフラ(生活基盤)整備をしなければ、街として十分に機能することはありません。
当社では、港湾工事だけでなく、インフラ整備にも精通し、それら施設の建設にも取り組んでいます。
当然、港湾工事などで長年培った経験と技術力を駆使し、周囲への騒音軽減はもちろん、粉塵等の流出・拡散を防ぎ、環境にも十分配慮しています。
さらに建設施設の耐震性や耐久性なども監理し、いつまでも安全で快適な環境を保持できるように、質の高い施工を実践しています。

04
船舶の管理・運航
海の浚渫や埋立工事を実践するため、当社ではさまざまな用途の船舶を保有しています。
浚渫には、大型のグラブで海底地盤の土砂をつかみとることのできる浚渫船があり、その浚渫した土砂を運んだり、埋立工事のために多くの砂利や泥土などをたくさん積んだりできる土運船も数多く有しています。
とくに船底から一気に土砂を投入することのできる船底扉開閉システム付の作業船は、関西国際空港や神戸空港の埋立工事で大活躍。工期短縮に大いに貢献しました。
その他にも、砂利や泥土などの建設資材を運ぶ運搬船、船に必要な燃料を運ぶ燃料運搬船などが日本各地の海で活躍を続けています。

新富士丸
一体型押航式多目的作業船
近海区域(A3水域:非国際)対応
富士
押航式多目的作業船
近海区域(A2水域:非国際)対応
千亀利
トレミー船